2020年 11月 26日
核ごみ処分場
処分場の選定プロセスが動き出し、関心が高まる「核ごみ」。隔離が必要な期間は約10万年。本当に安全といえるのか。
北海道幌延(ほろのべ)町の酪農地帯に「幌延深地層研究センター」はある。地下350㍍にある横堀の坑道。行動の断面を隙間なく塞いだコンクリートの壁。
この奥に「核のごみ」を模した物体を埋める実験場がある。
最大の課題は地下水だ。ガラス固化体を深く埋めても、水に触れると放射性物質が漏れて遠くまで動く恐れがある。地下水のリスクは「多重バリア」で備える。
ただ、測定を始めたのは2015年1月。5年ほどのデータで10万年という途方もない未来を安全といえるのか。
by 52678
| 2020-11-26 06:50
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