2019年 07月 12日
北の縄文遺跡
世界文化遺産に「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」の登録が決まった。次の文化遺産候補として最も有力とされるのが、「北海道・北東北の縄文遺跡群」だ。
古代古墳とは対照的に、地中に埋まった柱穴(ちゅうけつ)など地味な文化財も多い。
三内丸山(さんないまるやま)遺跡のボランティアガイド中村文子さん(71)は「年間30万人が訪れるが、世界遺産となれば、海外からの観光客の急増も予想される」と話す。
審査するのはユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)で、現地調査もする。「縄文」は姫路城、原爆ドームなどの登録済みの世界遺産と比べると、
視覚的には分かりにくい。三内丸山遺跡には、巨大な掘立て柱(ほったてばしら)建物や大型竪穴住居が、「復元」にすぎない。
by 52678
| 2019-07-12 05:21
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