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茅葺(かやぶき)き建

日本の原風景とも言われる茅葺建築。欧州では再評価されているという。
日本茅葺文化協会によると、国内で1960年代に約500万棟だった茅葺は、10万棟ほどに減ったとみられるという。

茅とはススキなどの草の総称。農業の衰退で、住民の共助組織で茅場で刈って葺く生活様式も様変わりした。茅を購入して職人が葺く。
葺き替えには数百万円から1千万円ほどの金がかかるようになったという。

欧州では未来の建築資材として復活しているという。草原の草で屋根を造り、古くなった草は肥料として土にかえる。

茅は燃えやすく、現在は建築基準法などの定めで、市街地では新築の建築材には使えない。
by 52678 | 2019-05-17 06:40 | 話題