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西南戦争の史実

近代日本を方向付け、日本最後の内戦となった西南戦争。熊本城炎上や田原坂の戦いについて近年、発掘の成果を基に研究が進み、新たな史実が見えてきている。

1877年2月19日、官軍がこもる熊本城の天守閣が「謎の失火」焼失。御殿の中でも「小広間」と呼ばれる部分が激しく焼けており、官軍幹部の執務室だった可能性が高い。
官軍の幹部が自ら火を付けたとみられる。近代戦では天守閣は砲撃の格好の目標となるためだったという。そして近年の研究で、薩軍と官軍の間で武器の優劣には
ほとんど差は無く、薩軍もスナイドル銃を多く使用していることが分かった。中原幹彦熊本博物館学芸員は「銃器の優劣で負けたというのは誤伝」と語った。
by 52678 | 2018-09-19 07:09 | 話題