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みゆき族

東京オリンピックが開催された1964年、お気に入りの洋服に着替えて、銀座の、みゆき通り界隈に集まる若者たちは「みゆき族」と呼ばれた。
男性は「VAN」や「JUN」ブランドの既製服で着飾った。女性はオーダーメイドやお手製の丈の長いスカートが中心だった。
この年の4月、日本初の男性向け週刊誌「平凡パンチ」が創刊された。
60年代前半は、アメリカの生活と自由は、あこがれの対象であり、コンプレックスでもあった。

みゆき族には「お互いのファッションを見せ合うだけでなく、同じものを着ているという連帯感があった。雑誌メディアが流布に一役買った。

東京オリンピックを前に、警察が一斉に補導したことなどで姿を消した。
by 52678 | 2017-10-12 07:49 | 話題