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西郷隆盛は征韓論者ではなかった

征韓論は武力をもって当時鎖国状態にあった朝鮮を開国させようとした政策の事。

明治6年、朝鮮への西郷の使節派遣が決定された。しかし、欧州視察から帰国した大久保らが反対。西郷は、政府の職を辞し、西南戦争に至る。

だが。大阪市立大学名誉教授の毛利敏彦氏によると、閣議で征韓論を吐いたのは板垣退助らしい。
大久保らが一貫して朝鮮使節に反対していたことは、日記や書簡から直接に証明できない。

死後、大西郷が朝鮮侵略を唱えたという事だけが広まり、旧日本陸軍も大陸進出の正当化のため、彼を利用した。
by 52678 | 2017-07-13 08:09 | 話題